2014/05/23

『2410Coffee物語』~フェアトレードって…オーガニック…って?

『2410 Coffee』のブレンド・焙煎をお願いしている

『ウィンドファーム』さんは、かれこれ20年以上にわたり

『オーガニック』、『フェアトレード』コーヒーを

輸入・自家焙煎・販売している会社なんです。


『フェアトレード』という言葉を最近よく耳にしますよね。

公平な取引ということですが、先進国と途上国の間の

多くの貿易には不公平な取引がまだまだ多いらしいのです。


さらにコーヒーの栽培は、天候にも左右されがちなので、生産者が生産をする為に

かかった原価コストすらカバーできないなんてことも良くあることなのだとか。

『ウィンドファーム』さんのフェアトレードは生産にかかる原価はもちろん、

生産者が活き活きとした暮らしが出来るよう考慮し、買い取り価格を設定しているので

安心してコーヒーの栽培に取り組めます。

そういった信頼関係の積み重ねによって

私達の所にも安心で美味しいコーヒーが届けられているんですね。


そして、そもそも『オーガニックコーヒー』って何なんだろう?

コーヒーは綿花の次に農薬が使われていると聞いたことがあります。

生産者へもその影響が及ぶともあるのだとか。

(ウィンドファームさんFBより抜粋)


ウィンドファームさんが取引している農園は『森林農法』といわれ、

コーヒーなどの作物をつくるために森を伐採するのではなく、

もともとある森にコーヒーを始め、多くの作物を

植えて行くという栽培方法をとっています。

低木や高木、他にもいろいろな植物が混ざり、多種類の鳥などが

生息する中でそれぞれの役割を果たしています。

自然の摂理の中でうまい具合に循環することによる結果、

農薬や殺虫剤などを使わなくてもオーガニックになっているのです。


なかなか深いですね。知らない事がたくさんでした。

遠くの国で作られていてもどんな環境で、どんな人々が

どのような思いで作っているコーヒーなのかを知る事が出来たので、

もともとコーヒーが苦手な私も美味しくいただけるのだと思います。